不動産を購入する場合の同時決済とは？ | 東京23区の土地・戸建て・マンション購入｜モリモト・トラスト

不動産売買において、残金決済や引き渡しをするときの方法のひとつに、同時決済というものがあります。
今回はこの同時決済についてわかりやすく解説していきます。
住宅の購入をお考えの方も今後の参考にぜひチェックしてみてください。

不動産の新築一戸建てを購入する場合に行う同時決済について

不動産の売買契約と住宅ローンの融資実行が同じタイミングで行われることを同時決済と言います。
この場合、売主と買主、金融機関や司法書士が全員顔を合わせて一度に手続きを行うことになります。
新築一戸建ての住宅を、住宅ローンを利用して購入する場合、物件の引き渡しをするときに売買契約と所有権の保存登記、住宅ローンの契約手続き、買主の抵当権設定登記を一度に行います。
中古住宅を購入する場合、売買契約と売主の抵当権抹消、所有権の移転登記、住宅ローンの契約手続き、買主の抵当権設定登記を一度に行います。

不動産の買い替えのために売却と購入を同じタイミングで行う同時決済とは

一般的に、同時決済とはマイホームの売却と新しい家の購入を同じタイミングで行う場合に使われる方法です。
売却と購入の決済を同時にすることができれば、二重ローンの利用や仮住まいを避けることができます。
更に、新しい家を購入するための資金が間に合わないということもありません。
たとえば、買い替えをするときにはマイホームを売却した資金をローンの残債を返すために利用することが多いため、同時決済はとても便利な方法だと言えます。
ローンの残債がある場合そのままでは売却することができないので、売主か買主がつなぎ融資を借りる必要があり、二重ローンになる可能性があります。
このようなことを避ける上で、同時決済は有効な手段となります。
つまり、同時決済を行うことで売主と買主のどちらともが、つなぎ融資を利用することなく残金の決済と引き渡しの両方を行うことができるのです。
先ほどもお話したとおり、同時決済を行う場合は関係者のすべてが一堂に会する必要があるため、忘れ物があったりするとすべての人に迷惑がかかることになります。
同時決済の当日には前もって準備をし、忘れ物や資料の間違いがないようにしておきましょう。

まとめ

同時決済とは、不動産の売買契約と住宅ローンの融資実行、残債の授受、所有権移転登記、売主の借入資金の返済、抵当権抹消、買主の抵当権設定、不動産の引き渡しをすべて一括で行うことを言います。
同時決済には、売主と買主がつなぎ融資を利用しなくてもいいというメリットがあります。
同時決済ができない場合もあるので、専門家である不動産会社や金融機関にあらかじめ相談しましょう。
私たちモリモト・トラスト株式会社は、豊富な情報と知識でお客様の住まい探しをサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。