「賃貸とマイホームの購入はどっちがいい?それぞれの特徴を徹底比較」 | 東京23区の土地・戸建て・マンション購入|モリモト・トラスト

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「賃貸とマイホームの購入はどっちがいい?それぞれの特徴を徹底比較」

「賃貸とマイホームの購入はどっちがいい?それぞれの特徴を徹底比較」

生活環境や生活ステージの変化に合わせて「賃貸住宅に住むか」「マイホームを購入するか」の選択に悩む方は多いのではないでしょうか。

この記事では賃貸マンションに住むことと、マイホームを購入することの共通点や違い、メリット・デメリットについて両者を比較しながら解説しています。マイホーム購入についてはマンションだけでなく、戸建ての場合もあわせて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

●賃貸マンション・分譲マンションの共通点

賃貸でも分譲でも、マンションに住みことには共通点があります。そのうち、最も大きなものは「立地がよい場合が多い」ということ。駅へのアクセスのしやすさや買い物のしやすさといった利便性を重視するのなら、まずは「マンションに住む」ことが重要になります。

一方で戸建ての場合は「閑静な住宅街」と表現されることが多いように、街の中心地からは距離があるのが一般的です。ただ、自家用車を所持していれば、大きな障壁にならないことも多いでしょう。なるべく静かな環境で暮らしたい、マンションのように上下階や隣の部屋の人のことをあまり気にしたくない、といった場合には戸建ても選択肢になります。



分譲マンションと賃貸マンションの違い
それでは、マンションに賃貸で入居することと、購入することの違いについて確認してきましょう。

・マンションを購入するメリット
マンションを購入することの大きなメリットは、マンションが自分の所有物となり、資産になる点です。立地がよい場所や人気が高いある場所にあるマンションは資産としての価値が高くなり、購入時よりも高く売れる場合もあります。
もちろん、建物は老朽化していくため、建物自体の価値は年月とともに下がっていきます。しかし、立地がよければ将来的に土地の値段が上がることで購入時より高く売れることもあります。

購入したマンションは自身の所有物になります。そのため、その使用方法も自由です。住まなくなったタイミングや土地の値段が上がったタイミングで売却することはもちろん、賃貸物件として貸し出すこともできるようになります。

賃貸マンションではできない大胆なDIYも、マンションを購入すれば可能になります。もちろんDIYに限らず、キッチンやバスを入れ替えるといった大規模なリフォームも自身が自由に行えます。
ただし、分譲マンションであってもベランダやドアは、廊下やエントランスと同じように他の住人との共有部扱いとなります。ベランダやドアはDIYをしたり色を変えたりすることは出来ない点には注意が必要です。

分譲マンションは賃貸マンションと比べても、元々の設備が整っていることが多いので、暮らしていく上での快適性は高いケースが多くなります。

マンションを購入するデメリット
マンションを購入すると、自身の所有物となるからこそ、室内環境の維持やメンテナンスはすべて自身で行う必要があります。

賃貸マンションの場合、部屋の設備として導入されているエアコンや給湯器が経年劣化で故障した場合は、オーナー負担で修理や交換が行われます。しかし、マンションを購入すると室内の設備はすべて自身の所有物となるため、故障や不具合が発生した設備の費用を負担するのは購入者になります。また、自身の資産となるからこそ、固定資産税も発生します。

マンションの購入は、多くの人にとって人生で一番大きな買い物となります。住宅ローンには利息が発生しますし、自身の資産になるとはいっても大きな費用が必要です。

また、マンションは集合住宅ですので、いわば共同生活に近い状態です。意図せず隣や上階の住人との揉め事を起こしてしまうこともあります。しかし、賃貸マンションとは違い、何かトラブルがあったからといっても、簡単には引越しはできません。

また、現在はマンション価格が高騰傾向にあります。このことは、売却時のことを考えるとメリットのように思われますが、購入するためのハードルも高くなってきていることを表しています。

賃貸マンションのメリット
賃貸マンションに住むメリットとしては、引っ越しが気軽にできる点が挙げられます。自分が住みたい土地や街に気軽に住めるというフットワークの軽さは賃貸に住むからこそ得られるメリットだと言えます。

基本的な出費は家賃だけとなり、設備が故障してもオーナー負担で修理や交換をしてもらえます。

賃貸マンションのデメリット
賃貸マンションは分譲マンションと比較すると設備がシンプルであるケースが多くなります。また、キッチンやバスの入れ換え、間取りの変更といったリフォームはもちろんできず、DIYでさえも難しいケースが多いでしょう。また、家賃以外にも更新料として2年に1回の契約更新のタイミングで、家賃1か月分などの負担が求められることもあります。


マンションと戸建て、購入するならどっち?


ここからは戸建てのメリットとデメリットをもとに、マンション購入と戸建て購入を比較していきます。

戸建てを購入するメリット
戸建てのメリットは購入価格の安さが第一に挙げられます。
マンションの場合は毎月、管理費や将来的な改修のための修繕積立金が毎月1~2万円ほど必要になります。また。自家用車を持っていれば駐車場代もかかります。一方で、戸建てには毎月発生するような出費はないため、ランニングコストの面で、戸建てはマンションよりも優れています。

価格以外のメリットとしてはリフォームの自由度の高さ、プライベート性、トラブルの起きにくさも挙げられます。

マンションの場合は自身の所有物となる室内のみリフォームが可能ですが、戸建ての場合は庭や外観に至るまで自由にDIYやリフォームできます。マンションは隣の部屋の住人とのご近所付き合いや、管理組合で話し合う機会もあります。戸建ては自身の家族だけで暮らしていますし、部屋や住む階を分ければ家族の中でのプライベート性も確保できます。

見落としがちな戸建てのメリットに、ご近所トラブルや騒音トラブルが起きにくいというものがあります。木造建築である戸建てはマンションと比べると遮音性は低いものの、隣の家と接していないので、実はトラブルは発生しづらい状況にあります。

戸建て購入のデメリット
戸建ては、マンションと比べると立地が悪いため、売却しようとしても買い手がつきづらいというデメリットがあります。

不動産の売却価格には土地と建物それぞれの価格が関係します。木造建築は鉄筋コンクリートのマンションとくらべると建物の価値が落ちるスピードが速く、立派な建物であっても価格に反映しにくくなります。

マンションと比べると、セキュリティ性、耐震性、耐火性でも戸建ては劣ります。

●まとめ
マンションにも戸建てにもそれぞれの良さがあるので、どちらが適しているかは住む人によって異なります。

基本的な判断基準としては、利便性の高い場所で暮らしつつ、将来的には売却も視野に入れておきたい場合には分譲マンションを、子どもが多く、広い家に住む必要がある場合や、将来的な売却の検討の必要がない場合には建ての購入を検討してみるとよいでしょう。

ただ、戸建てにある、いざというときに売却しようとしても買い手が見つかりづらいというデメリットは無視できません。そのため、現段階で転勤がない仕事をしていることを、戸建て購入の条件にすることをおすすめします。

また、転勤や引っ越しの予定がある人や将来的な移住を検討している人は、現時点では不動産を購入せず、賃貸マンションで暮らすのがおすすめです。
今回の記事がお役に立てば幸いです。

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ページ作成日 2023-11-25