不動産を共有名義で購入する方法とそのメリット・デメリットとは? | 東京23区の土地・戸建て・マンション購入|モリモト・トラスト
不動産を共有名義で購入する方法とそのメリット・デメリットとは?
近年は不動産を共有名義で購入する方が増えてきています。
今回はそんな「不動産の共有名義購入」にスポットを当て、不動産を共有名義で購入する方法や、共有名義購入のメリット・デメリットについて解説します!
不動産を共有名義で購入するにはどうすればいい?その方法とは
不動産を共有名義で購入するためには「共有名義人各人が、それぞれ不動産の購入資金を出資し、その出資割合と同じ持分割合で登記する」という方法をとります。
ここで注意したいのは「出資割合と持分割合を同じにする必要がある」ということ。
たとえば「夫婦共有名義で持分割合は2分の1ずつで登記するが、実際には購入資金はすべて夫側が出す」というようなことは許されません。
不動産を共有名義で購入することにはどんなメリットがある?
不動産を共有名義で購入することによって得られる大きなメリットのひとつとしてあげられるのが「共有名義人それぞれが住宅ローン控除を受けられる」ということです。
共有名義購入のメリットはそれだけではありません。
不動産を売却する際には、譲渡所得から最高3,000万円の控除を受けられる特別控除の制度がありますが、共有名義人であればこの特別控除も各人が受けることができるのです。
また、共有名義人の1人が亡くなった場合、不動産全体にではなく亡くなった共有名義人の持分割合に応じた部分のみが相続税の課税対象となるため、結果的に相続税の節税にもつながります。
「不動産の共有名義購入は、将来的な部分も含めて金銭的に得られるメリットが大きい」というのが特徴ですね。
不動産を共有名義で購入することにはどんなデメリットがある?
不動産を共有名義で購入することには、もちろんデメリットもあります。
まず気をつけなければいけないのは、不動産の売却などは共有名義人全員の同意が必要になる、ということ。
たとえば夫婦で共有名義になっている場合、その不動産を夫側が売却したいと考えても、共有名義人である妻の同意が得られなければ売却することはできません。
「自分のほうが、持分割合が大きいのだから法律的にもこちらの意見を通すべき」という理屈も通らないのです。
離婚となると、この意見一致はさらに難しくなる可能性も。
あと、共有名義人の1人が亡くなり、その相続人が複数いた場合は、共有名義人の数がますます増えるという状態になり、これも意見一致がどんどん難しくなります。
それともうひとつ、住宅ローンに関してもデメリットがあります。
住宅ローン控除をそれぞれ受けられるのはありがたいですが「住宅ローンをそれぞれ組む分、組んだ本数分だけの諸費用(事務手数料・保証料・団体信用生命保険料・印紙代など)もかかってくる」ということは理解しておきましょう。
まとめ
今回は不動産の共有名義購入について、その方法やメリット・デメリットを解説しました。
将来的な部分も含めて金銭的メリットはありますが、デメリットの部分にもしっかり目を向けておきましょう。
私たちモリモト・トラスト株式会社は、豊富な情報と知識でお客様の住まい探しをサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
ページ作成日 2024-04-18
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