不動産を売却したい でも「狭小住宅」で売れないときは? | 東京23区の土地・戸建て・マンション購入|モリモト・トラスト

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不動産を売却したい でも「狭小住宅」で売れないときは?

不動産を売却したい でも「狭小住宅」で売れないときは?

不動産を売却したい でも「狭小住宅」で売れないときは?

不動産の売却において、狭い土地に建つ家は「狭小住宅」と呼ばれ、一般に不動産としては売りづらいといわれています。
ここでは、狭小住宅の売却がなぜ難しいのか、その理由を説明するとともに、どうしたら売却に近づけることができるのか、上手に売るための方法や注意点などについてご案内していきます。

不動産売却の悩み なぜ狭小住宅は売れない?

狭小住宅とは、文字どおり狭い土地に建つ家のことで、その大まかな目安は15~20坪程度とされています。
新築にしても中古住宅にしても、不動産という大きな買い物をするとなれば少しでも広い家がほしいと考えるのが普通ですから、まずその意味で敬遠されやすく、売れない理由のひとつになります。
また、郊外などの安価な不動産に比べ、狭小住宅はすでに開発が進んで地価も高めな街の中心部に比較的多く存在します。
そのため、限られたキャパシティーを分け合う形で建てられることから、三角地、台形など、変わった形の土地と家であることも少なくありません。
狭小住宅であることをカバーするために特殊な間取りが組まれることも多く、かならずしもそれを肯定的にとらえてもらえるとは限らないことも、売却が難しくなる要因のひとつといえます。
建て替え、改築まで考える購入者の場合などは、狭さが招く作業の難しさからの経費増も無視できない点となってしまいます。
こうしたさまざまな理由は、その不動産の担保価値を下げることにもつながり、購入者が住宅ローンを組みづらくなることも売れない原因のひとつです。

不動産としての狭小住宅 売却への対処法

狭小住宅には売れない理由がいくつかあることを示しました。
しかし、そのウイークポイントは逆にストロングポイントともなりえます。
先にご紹介したように狭小住宅は駅の近くなど街の中心部に多く、交通の便のよさ、買い物の便利さなど、売却のうえで大きなアドバンテージがあります。
そうした生活環境のポジティブ面をアピールすることは、売却の難しさをカバーすることにつながります。
さらに、狭小住宅であるということは同じ地域のほかの物件より当然価格が低くなるわけですから、その点も売却しづらいことへの対処法となりえるでしょう。
ほかに、具体的な対処法として隣家の持ち主へ買取りを持ちかけてみるのもひとつの手ですし、買い取り業者に買い取りを依頼する方法もあります。
買取業者への売却については、法律上再建築が不可能とされるなど、多少の問題を抱える物件でも売れる可能性がありますが、相場の6~7割ほどの売却価格となる点には注意が必要です。
また、賃貸にして人に貸したり、一度更地にして駐車場として活用したりするというのもひとつの方法でしょう。

 

まとめ

最近では「敷地面積の最低限度」制度によって、住宅販売会社が広い土地を購入し、細かく分割して狭小分譲住宅を売ることができなくなったことから、すでにある狭小住宅の価値が高まりつつあります。
とはいえ、将来的には少子高齢化で住宅余りが予想されますので、まさに今が狭小住宅の売りどきといえるでしょう。
私たちモリモト・トラスト株式会社は、豊富な情報と知識でお客様の住まい探しをサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

ページ作成日 2021-01-26