不動産購入なら建築構造に注目!鉄筋鉄骨コンクリートとは? | 東京23区の土地・戸建て・マンション購入|モリモト・トラスト

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不動産購入なら建築構造に注目!鉄筋鉄骨コンクリートとは?

不動産購入なら建築構造に注目!鉄筋鉄骨コンクリートとは?

不動産購入なら建築構造に注目!鉄筋鉄骨コンクリートとは?

マンションなどの不動産購入を考えるにあたって、間取り・部屋の向き・立地など、物件を選ぶ基準は人それぞれですが、なかには建物の建築構造にこだわりたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、鉄筋鉄骨コンクリート造の建築物について着目し、そのメリットとデメリットをご紹介します。
不動産購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

不動産購入前に知りたい鉄筋鉄骨コンクリートの構造とメリット

鉄筋鉄骨コンクリートとは、頑丈な鉄骨の柱と太さ1cm以上の鉄筋を組み合わせ、その隙間をコンクリートで埋める構造のことです。
コンクリートをさらに鉄筋と鉄骨で補強している状態ですので、耐震性や耐久性に優れているというメリットがあります。
また、少ない柱で天井を支えられるため、柱のない広々とした空間を実現できるという点も大きなメリットです。
このほか、遮音性に優れているため近隣の騒音に悩まされることが少なくなります。
さらに断熱性が高いため、冬や夏のエアコンによる光熱費の上昇を抑えてくれるメリットもあります。

不動産購入前に知りたい鉄筋鉄骨コンクリートの構造上のデメリット

さまざまなメリットが多い鉄筋鉄骨コンクリートですが、デメリットがないわけではありません。
鉄筋鉄骨コンクリートのデメリットとして、まず建築コストが高い点が挙げられます。
鉄筋鉄骨コンクリートは、鉄筋コンクリートの部材のなかに鉄骨を収めている状態なので、建設には多くの手間と時間がかかってしまうのです。
そのため必然的に建築コストは高くなります。
また、大規模な工事が必要なうえ、工期も建設費もかかるため、現状ではタワーマンションや高層ビルといった高層建築物以外にはほとんど使用されていません。
そのため戸建てや階層の低いマンションなどでは、鉄骨鉄筋コンクリート造の建物は実現しにくいというデメリットがあります。
建築コストが高くなれば、そのぶんマンションなどの価格も上がりますので、不動産購入の際の費用が高くなるという点もデメリットと言えるでしょう。
また、気密性に富んでいて断熱性が高い反面、通気性が悪いというデメリットもあります。
そのため室内に湿気が溜まりやすく、カビなどの被害が出やすいという点は大きなデメリットです。

 

まとめ

鉄筋鉄骨コンクリート造の建物は耐震性や耐久性に優れているほか、断熱性や遮音性といった効果も高い優れた構造です。
しかし、気密性が高いために湿気が溜まりやすいほか、建築コストが高く不動産の購入費用が高くなってしまうデメリットがありますので、購入する際には慎重に検討しましょう。
私たちモリモト・トラスト株式会社は、豊富な情報と知識でお客様の住まい探しをサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

ページ作成日 2021-12-21