現状渡しの不動産を購入するメリットと注意点とは? | 東京23区の土地・戸建て・マンション購入|モリモト・トラスト
現状渡しの不動産を購入するメリットと注意点とは?
不動産を購入すると、売主が物件のひびや傷を補修したあとに買主に物件を引き渡すケースが一般的です。
しかし、なかには補修や修理をせずありのままの状態で引き渡す「現状渡し」とよばれるケースも存在します。
そこで今回は、不動産の購入を検討する方に向けて、現状渡しとそのメリット・デメリット、注意点などについてご紹介します。
不動産の購入前に知らないと損をする?物件の現状渡しとは
「現状渡し」とは、現況渡し、現況有姿ともよばれ、不動産取引においては物件の瑕疵について修繕をせず、そのまま買主に物件を引き渡すことをいいます。
壁のひび割れや壁紙のはがれ、浴槽や給湯器といった設備の破損など、住宅を使用するうえでの明らかなトラブルが瑕疵にあたります。
一般的には修繕を済ませてから物件の引き渡しがなされますが、売主や契約内容によって現状渡しで取引される物件も少なくありません。
現状渡しの不動産を購入するメリット・デメリット
現状渡しでの取引では、売主と買主それぞれに次のようなメリットとデメリットがあります。
売主のメリット・デメリット
物件の修繕工事を業者に依頼する場合、その分修繕費用と日数がかかってしまいます。
しかし、現状渡しで物件を売却することでこうしたコストの負担を軽減できるため、いち早く売却したい場合や費用を節約したい売主にとって、現状渡しでの売却は大きなメリットになります。
一方で、瑕疵の残る物件は一般的に売却しづらく、相場よりも価格が低くなってしまう点がデメリットといえるでしょう。
買主のメリット・デメリット
売主にとって瑕疵のある物件は売却しづらくなるデメリットとなりますが、買主にとっては相場よりも物件を安く購入できるチャンスです。
ただし、物件によっては購入後の修理費用がかかってしまったり、購入前にどこに瑕疵があるのか契約書の内容をきちんと確認する必要があったりと、余計な手間がかかってしまうケースもあるため、注意しましょう。
現状渡しの不動産を購入するうえでの注意点
現状渡しでのトラブルには、物件の状態に関する買主と売主の認識の行き違いから発生するものが多くみられます。
次のような注意点を押さえることで、トラブルなく不動産の取引を完了させることにつながります。
契約書は契約締結前に入念に確認
物件の修繕が必要な箇所は、契約書にその内容が明記されます。
また、引き渡し後の瑕疵担保責任に関する記述は、契約締結後に発覚した問題点の賠償責任に関わる重要な条項であるため、どのように扱われているのか確認しておくと安心です。
住宅検査で客観的な安心を
中古の不動産について品質に問題はないかどうか、第三者機関に検査を依頼することで物件状態を知れます。
知らされている以外の瑕疵がないか、購入後の修繕費用がどの程度になるのか把握しておけば、購入後の安心感につながるでしょう。
まとめ
今回は、不動産の購入を検討する方に向けて、現状渡しとそのメリット・デメリット、注意点などについてご紹介しました。
とくに買主は、修理費用が必要以上にかかってしまわないか注意することで、お得な不動産購入をかなえられるでしょう。
私たちモリモト・トラスト株式会社は、豊富な情報と知識でお客様の住まい探しをサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
ページ作成日 2021-07-13
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